ふじのくに地域・大学コンソーシアムのインターンシップに参加させていただいている常葉大学の堀池と申します。広報業務の同行として本授業の報告をいたします。
本日8月24日より、「ふじのくに学(静岡県の産業イノベーション)」の授業が始まりました。
本授業は、4日間のワークショップを通して、静岡県内の企業を参考に「静岡県の産業のイノベーション」について実践的に学習することを目的としています。
昨年度に引き続き、静岡産業大学の小泉教授をはじめとした、静岡県商工振興課、パイフォトニクス株式会社池田社長など多くの講師をお招きしています。
初日である今日は、イノベーションについての説明と本県の産業の現状・課題をお聞きしました。また、県内の自動車産業をはじめとした食品業界、医薬品業界などの主力産業だけでなく、様々な業界を知ることができる上、主力業界がどのようにして売り上げを伸ばしたのか、その要因を歴史的背景や静岡県特有の地理的状況から読み解くことができました。
私は県内の出身ですが、自分の知らなかった企業や業界、静岡県の実態を知ることができて非常に良い勉強になったと思います。
新型コロナウイルスの影響によりzoomを活用したオンラインでの開催となりましたが、気兼ねなく質問や意見が出せていました。
私は昨年度、ふじのくに学の「お茶」と「観光学」の授業を履修しました。「お茶」の授業では、ふじのくに茶の都ミュージアムでの実習やお茶に関するマーケティングを学び、静岡県のお茶産業の可能性を探りました。「観光学」では、伊豆半島の観光業の現状を知り、自分たちなりの観光プランを考え、プレゼンテーションをしました。
どちらも実践的に学習することができるため、地元への愛着や魅力を再確認することができる一方、留学生や他県から進学された方にも静岡のことを深く知ってもらう機会になるのが、この「ふじのくに学」の最大の魅力であると思います。
ご興味のある方は、10月に「しずおか」「観光学」の募集が始まるので是非ご応募ください。